現場監督って時給換算するとバイトより安いよね?
給料は高いみたいだけど、労働時間も長いよね!
そんな話を聞いたことがあると思います。
実際に現場監督になろうと検討している人の中には
「大変な仕事のわりに給料が安いんじゃない?」
「サービス残業が多そう」
「実際どれくらいのペースで給料があがっていくの?」
と、思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に14年間、準大手ゼネコンで勤めてきたわたしが、実際にもらっている給料をお伝えします。
企業規模や社会の景気にも左右されると思います。
なので、参考程度に見ていただければ幸いです。
- 準大手ゼネコンに14年勤めた、建築の現場監督の年収
当時の仕事の内容も簡単に添えておきます。
ちなみに、国税庁の建設業における平均給与額は493万円だそうです。
景気に左右されるので、参考程度に読んでみてください!
年次別 年収の推移
1~3年次
業務についてはひたすら雑用をこなす。上司、職人から言われたことをタイムリーに行う。日々の仮設設備の点検を行い安全管理をこなす。
4~6年次
4年生より役職が少しあがる。
業務は現場3席として、雑用をこなしつつ工程調整等、現場がスムーズにいくように計画。
7~10年次
7年次に、また役職があがる。
業務は現場3席として、工程調整に加え、品質管理、施主対応等、業務が幅広くなる。
私は8年時に現場2席という立場になり、現場全体を取りまとめる役職につきました。
30代で年収1000万円超えは珍しいことではありません!
11年次~
業務はおおむね変化なし。コスト面において、所長業務の内容にも少し携わらせてもらう。
今後は所長になるまで給与アップしづらい状況が続きます。。。
準大手ゼネコンに比べ、大手ゼネコンは給与アップ率が大きいようです。
2022年現在、現在勤めている会社では、わたしが入社したときに比べ、大幅に給料が上がっています。
入社時~6年次くらいまでは上記の約1.5倍くらいです。
また、残業代や、休日出勤の多さで給料がかなり変わります!
建設業の給料は、景気や会社の業績、出勤状況にかなり左右されますね!
一日の現場監督の仕事の流れについては、こちらの記事を参考にしてください。
現場監督の給料についてまとめ
同年代と比較しても、年収が高いことがお分かりになると思います。
しかし、たまたま建設業が好景気であったことが高収入の要因の一つだと思います。
入社当初はあまり会社の業績が良くなく、時給計算をしたらアルバイトの最低賃金以下だった月があったことを今でも覚えています。。。
お金目的だけで仕事をするには施工管理業務は非常に大変だと思います。
- ものづくりが好き
- 人と話すことが好き
- 地図に残る仕事ができる
- エンドユーザーに感謝されたい
そんなことにモチベーションを感じる方は、現場監督に向いています!
年収も大切ですが、極力自分が好きなことをする。
嫌な仕事をしないように、自分にとっての“好き”を見つめなおしてみましょう!
最後に。
現場監督は大変だけど、楽しいですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。