住まいについて

【現場監督の家選び】OPEN HOUSE(オープンハウス)でマイホーム購入した理由について

マンションをつくり続けて14年の現場監督をしています。

2年前にオープンハウス・ディベロップメントで土地を購入し、オープンハウス・アーキテテクトで注文住宅を建てました。

契約、注文住宅のプラン決め、完成して住んでみて、率直な感想を書き連ねていきます。

この記事を読んでほしい人
  • 現在、マイホーム購入を検討されている方

わたしなりの結論は、自分でプランを決めることができ、住みやすさや・使い勝手などを設計者任せにしないで計画できるのであれば、選ぶ価値有り!

コスパは良いですし、満足度の高いものが出来上がります!

マンションつくってるのに、戸建てを購入かよ!!

という、厳しいご意見もあるかと思いますが、ご容赦ください!

ちなみに、マンションを購入されたばかりの方、購入検討中の方は、お時間があれば、内覧会のチェックポイントをまとめた記事を参考にしてみてください。

【新築マンション購入者必見】住んでから困らないための内覧会チェックポイント 内覧会では限られた時間の中で数多くのことを確認しなければなりません。 『内覧会チェックリスト』と...

オープンハウスグループについて

オープンハウス

オープンハウスは東京23区を中心に各県主要都市で土地や戸建てを仲介する不動産会社です。

東京23区内・神奈川では対象地域のシェアNo.1を獲得し、年間約4,000棟の戸建て供給実績があるそうです。

「都心に戸建てを持ちたい」という夢を叶えるため、時代が変わっても、価値が変わらないものをコンセプトに、都心の「好立地の家」を、お届けしているとのことです。

オープンハウス・ディベロップメント

企画・開発、建設を担うオープンハウス・ディベロップメントは、累計棟数2019年に16,000棟を達成。

現在では、年間約4,500棟の住宅を建築し続けているそうです。

戸建てのほかに、新築マンションについては、8年累計 東京23区のマンション供給棟数No.1を獲得。

オープンハウス・ディベロップメントのマンションシリーズは「オープンレジデンシア」。

オープンハウス・アーキテクト

建築を請け負うオープンハウス・アーキテクト。

ハウスメーカーではなく「ビルダー」としてグループにおける注文住宅・建売住宅・マンション・総合建築の中核である建築事業を担っています。

グループ全体での年間引渡棟数(2021年9月現在)は約10,000棟、うち4,200棟がオープンハウス・アーキテクトの施工によるもの。

その数は累計棟数4万棟だそうです。

オープンハウス・アーキテクトは、拡大する注文住宅ニーズに応えて、新たなコンセプトショップ『LIFE DESIGN PARK』を東京(三軒茶屋)・名古屋(久屋大通)・大阪(梅田)にそれぞれオープンしています。

三軒茶屋の 『LIFE DESIGN PARK』 へは、わたしも打ち合わせで何度か足を運びました!

オープンハウスグループの業績について

オープンハウスは2013年9月の東証一部上場以来、年平均成長率29.0%という高い水準で成長を続けています。

創業23周年の2020年には5,700億円を突破。

2023年には売上高一兆円を目指しています。

驚異的な数字で成長を続けています。 

上記内容はOPEN HOUSE(オープンハウス)ホームページを参照しています。

(2022年1月時点)

マイホームについて

購入したマイホームの仕様

建物構造:木造3階建て

建築面積:約22坪

延べ床面積:約31坪

マイホーム生活:1年と2ヶ月くらい(2022年2月時点)

マイホームを購入するうえで大切にしたこと

理想を追い求めると、キリがないため、ここだけはゆずれない!

というポイントを妻と3つずつ言いました。

わたしは、狭小でも駅近推し、妻は広くてのんびり陽当たりの良い環境推し

妥協点が非常に難しいです。。。

わたし
  • 最寄り駅徒歩10分以内
  • 横浜駅周辺
  • 上記どちらか1つは最低条件

  • 実家に近いこと(神奈川県内)
  • リビング17.5畳以上
  • 陽当たりが良いこと

結果、妻の実家に近く、リビングは20畳、陽当たり良好な物件に決めました(笑)

ちなみに、最寄り駅まで徒歩12分です(笑)

現場監督という仕事上、家庭を最優先に出来ない状況も多いので、妻の両親に頼らざるを得ない場合も多いですし、これで夫婦円満に過ごせるならいいやって感じです!

実際、妻の実家に自転車で15分程度という距離間なのですが、よかったと実感することが多々ありました!

オープンハウスに決めた理由

物件を探し始めて3か月、希望に沿った土地が出たとのことで、担当者から連絡があり、妻に見に行ってもらいました。(わたしは休みが基本的に少ないので動けません。。。)

契約した物件は、妻がはじめて見学したときに高評価でした。

わたしも見てから決めたいと担当者へ相談したところ、3組の方が検討しており、すぐに決まってしまうと思うので見学に行っても仕方ないと促されました。

まぁ、妻がいいと言っているなら決めちゃおうか!

ということで、現地確認せず即土地を購入!

土地が公表される→当日妻が見学→翌日わたしが見学希望→他の方が購入検討し決定しそう→じゃあ先に契約しちゃおう!

2日間の出来事でした。

自分よりも長い時間を家で過ごす妻が満足する立地、それが決めた理由です。

希望は、横浜駅近辺で30坪超えの土地に、駐車場2台分のスペースのある庭付き2階建てに住みたかった。。。

まぁ欲を言い出したらキリがないですね!

自分で家を設計したい

住むための家探しであれば、コストをおさえた建売住宅の方が、イメージも沸きますし、いい買い物ができると思います。

逆に、自分にとって住みやすい家づくりをしたいのであれば、少し高くても注文住宅にした方が悔いの残らない買い物ができると思います!

間取りを考えたり、自分で設計の作業をするのが本当に楽しかったです。

現場監督は、設計図をもとに建物をつくる仕事なので、設計することが斬新で色々迷うんですけど、決めていくのがとても楽しかったです。

リビングに謎の犬小屋のようなおもちゃ入れスペースをつくろうとしたのはココだけの秘密です(笑)

はるかけ

友人数名に間取りを見てもらってアドバイスしてもらいました!

注文住宅に不安がある人は

注文住宅は自分の理想の間取りに近づけるには、必須だと思います。

しかしながら、生活をイメージし、きめ細やかな計画が出来ないと逆に使い勝手の悪い住宅になる恐れもあり、ハードルが少し高めです。

実際に完成している住宅を数件確認するだけでも、イメージが沸いて、理想の間取りの想像がつきやすくなると思います。

また、今はクラウドソーシングで間取りを相談したりもできます。

(ココナラとかランサーズとか)

ひと手間かかりますが、何百万という単位でコストが変わってくる一生に一度の買い物です。

節約できるところは節約し、こだわるところには時間をかけてこだわりぬきましょう!

私なりにメリット・デメリットを考察

ネットで検索すると、悪い書き込みがされていることが多々ありました。

安かろう悪かろう。

はじめは少し不安な気持ちで物件を探し始めたのですが、良い担当者であればいい買い物ができるのではないかと思います!

メリット
  • コスパが良い
  • 狭小敷地の3階建てのノウハウがある
  • 物件数や情報量が多い

コスパが良い

他のハウスメーカーと比べるとコスパが非常に良いです。

住宅展示場へ行き、数社見学をしましたが、大手ハウスメーカーの場合、注文住宅だと坪70~100万程度、オープンハウスだと坪50~60万程度です。

わたしも坪60万程度で建物が立ちました。

ちなみに、土地は大きくなく、3階建てです。

参考(基本)プラン:1230万 (2階建て)

オプション:約650万

オプションのざっくりとした内訳は以下の通りです。

  • 2階建てを3階建てに変更
  • リビングの拡張(坪数の増加)
  • 照明種類追加と変更
  • 床暖追加

オプション金額の5割以上が坪数の増加によるコストアップです。

予算に余裕があり、広い土地で様々なプランの検討余地があるのであれば、オープンハウスはあまりオススメできません。

担当者にもよるのかもしれませんが、企画力、提案力があまり無いように感じました。

例えば、サッシを移動して陽当たりを良く、部屋を明るくしましょう。

無駄なスペースに収納を設置しましょう。

車庫のスペースを広くして駐車しやすいようにしましょう。などなど。

設計者側から提案があってもいいのになー、と思うことが多々ありました。

せっかくの広い土地でプランも様々な選択肢がある!という状況にも関わらず、平凡なプランになってしまってはもったいないです!

狭小敷地の3階建てのノウハウがある(個人的感想)

わたしのイメージですが、オープンハウスの家と言えば、狭い土地に3階建ての物件!!

共働き世帯が6割を超えた今、都内・駅近という「利便性」を重視した物件のニーズが高まっています。

「土地価格も高騰し続ける中、限られた土地面積で、これらのニーズに応えられるのが駅近3階建て物件です。」

と、オープンハウスの担当者も言っておりました。

単純に建てている物件の数が多いので、ある程度マニュアル化されている気がします。

今の家で感じたのは、1階のトイレが階段下に設置されているのですが、トイレの空間のみ床を下げています。

施工担当の方いわく、オープンハウスでは下げていることも多いですよーとのこと。

スペースを有効活用するために、という視点で作りこまれている要素がチラホラ見受けられました。

物件が多く、情報量が多い

都内や、人気のエリアでも物件の情報がほかの不動産屋さんに比べ、多く感じました。

ホームページにも東京23区・横浜・川崎・埼玉・千葉を中心に数十店舗を展開し、首都圏のみならず名古屋・関西・福岡まで、その事業領域を拡大との内容が書いてあります。

不動産の営業の方は、口を揃えて「家探しは1社(不動産会社)にしぼったほうがいいですよ!」

と言ってきます。

わたし個人的には複数の不動産業者、特に物件を探しているエリアに支店のある会社2~3社から情報をもらった方が、より理想の家と巡り合える可能性が高くなると思います。

連絡を取り合うのはめんどくさいんですけどね。。。

比較すると、オープンハウスの情報の多さは圧倒的でした!

あくまで、都心の好立地のエリアの情報が多いという感じです!

デメリット
  • 担当者の良し悪しが極端
  • 企画力はお世辞でもあるとは言えない
  • 図面チェックは必須

担当者の良し悪しが極端

すぐに契約に結びつけてくる担当者はNGです。

「ここだけの話…」とか「先日たまたまキャンセルが出たばかりで…」、「早く契約しないと、先に契約されてしまいます」

実際にわたしも担当者に同じようなことを言われました。

そこで!

オープンハウスに限らずですが、このような言い回しや特徴が見られる担当者は、申し訳ありませんがチェンジすべきです!

売れ残っている物件を紹介されたりするので、悔いの残らないマイホーム探しの時間の浪費にならないよう心を鬼にしましょう!(笑)

企画力はお世辞でもあるとは言えない

プラン決めのときに、設計者から、こうした方がいいです!こちらの方が使いやすいです!

のような提案はいっさいありません。

もしかしたら、わたしが現場監督であえて言わなかったという可能性もあるのかなと思いましたが、そういう訳ではなさそうです。

もう少し、こちらの要望に対して、なるほど!!

と思わせるような適切な提案をしてほしかったというのが本音です。

図面チェックは必須

購入者のヒアリングをもとに、設計者が図面を何度が修正するのですが、伝えたことが修正されていない!

ということが何度かありました。

とくにサッシの種類、大きさ。

それからガラスの種類(透明 or 型板ガラス)

が、チェックをしなければ間違えて施工されていました。

こちら側でも図面にメモ書きを残して、修正図と照らし合わせが必要です!

はるかけ

型板ガラスとは、お風呂やトイレで使っているような視線を遮るガラスです!

お友達紹介キャンペーンを活用すべし

わたしが家を購入したタイミングでも、お友達紹介キャンペーンをしていましたが、自分は特にまわりにツテが無かったので、割引できませんでした。。。

わたしもキャンペーンを活用すればよかったと少し後悔してます。

もったいない。。。

こちらのキャンペーンを活用すれば、商品券10万円分ゲットできるそうです。

使わない手はないですね!

くわしくはOPEN HOUSE(オープンハウス)のホームページより、ご確認ください。

リンクはこちら

まとめ

オープンハウスで家を建ててみて、結果、ネットの書き込みに書いてあるほど悪くはなかったというのが正直な感想です。

住んでみて、いまのところ大きな欠陥や問題も起きていません。

今は、リモートワークが推奨されはじめましたが、それでも会社に通勤しなければならない人も多いと思います。(現場監督のわたしもそうです。)

「都心に通勤しやすい場所で、駅近の物件がいい」、「広い駐車場はいらない」、「3階建てでもいいからなるべく広い部屋がいい」

そんなニーズにマッチしているのがオープンハウスだと思います。

もちろん、上を見たらキリがありませんので、大手ハウスメーカーに頼んだ方が良いものができたのかもしれません。

しかし、限られた予算の中で、よりよいものを作りたい。

という観点で見たとき、わたしにとって住みやすい家づくりが出来たのか、という問いに対してはほぼ100%yesです!

これからマイホーム選びをされる方、今まさにマイホームを購入検討している方は、オープンハウスも候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

はるかけ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!